こんにちは、蓉子です。
最近ネットショップなどで「まつげが伸びる」「まつげが濃くなる」という効果をうたったタイプの商品を沢山見かけますよね。
近頃、化粧品業界紙や、日本化粧品協会のメルマガ、国民生活センターなどからも注意喚起がなされていましたが、このような商品でまぶたや目にトラブルを起こしてしまうケースが大変増えているようです。
「まつげ美容液」とは?
ほとんどのものがマスカラのような容器に入っていて、まつげにマスカラのように塗ってまつげにハリやコシを出したりするための製品ですが、
製品の中では「まつげの育毛剤」「育毛剤とおなじ成分」などと謳って売られているものも。
もともと「育毛剤」は医薬品または、医薬部外品として分類され、頭皮への使用しか法律で認められていませんので、このような表現はNGなはずなのですがネットの広告などではこのような効果をうたった物を頻繁に見かけることがあります。
本来は「まつげのハリやコシ」を出すための商品が、誤った表記で売られたり、本来できないはずの育毛剤を流用した安全性に疑問のある製品かもしれませんので、購入前に信頼できる商品であるか良くチェックしてみて下さい。
「まつげ美容液」でトラブルが起きた時は?
目元は大変皮膚や粘膜がデリケートな部分です。
目元に使う化粧品は、メーカー側にも容器や材料にも特に厳しい安全基準が設けられていますが、開封後に雑菌が侵入したりしないよう、使用後はキャップをしっかりと閉めましょう。
また、半年程度で新しいものに交換することをおすすめします。
少しでも目元や眼にかゆみや赤みなどの違和感が出た場合は即、使用をやめて皮膚科や眼科などを受診されることおすすめします。
まちがった美容法に惑わされないで!
また、最近ネット記事で
「緑内障の目薬でまつ毛が濃くなる」
などの情報を見て、緑内障治療の為の目薬を美容目的で使用される方などがいらっしゃるようです。
実はこれはお薬の副作用でおきる現象で、さらに副作用として目の周りにシミが出来てしまうことがあります。
目的外でお薬を使う事で目への重大な健康被害が起こる場合があり、大変危険ですので絶対に真似をしないで下さいね。
自まつげを美しく保つには?
でも、大人女子の悩みとして、「年齢とともにまつげが薄くなった」というのも良く聞きます。
まつげエクステやつけまつげなどにトライするよいかと思いますが、まつげに負担をかけますし、最近はまつげを「盛る」メイクも流行りませんので
ほどほとにしておいたほうが、良さそうですね。
最近のトレンドはカールせずに、一本一本をセパレートさせた長さを強調したまつげです。
大切な自まつげを守る為には「目を擦らない」「ビューラーなどでひっぱり過ぎない」など、デリケートに扱う大切です。
また、まつげは髪の毛と同じ「ケラチン」というたんぱく成分で出来ていますので、ケラチンの原料となる「タンパク質」、玉子やお肉をしっかり食事にとり入れることでハリやコシが生まれますよ!