こんにちは、蓉子です。
今回は前回にひきつづきチークについて、実際の塗り方などをご紹介していきますね。
「チークが苦手」という方に聞いてみると
「どの位置に入れたらいいの?」
「丸く入れるの?それとも斜めにいれるの?」 「おてもやんに(濃く)ならないか心配」
「丸く入れるの?それとも斜めにいれるの?」 「おてもやんに(濃く)ならないか心配」
ということを良くうかがいますので、そちらから解決していきましょう。
チークを入れる場所
よく、メイクテクニックの本などに
「チークは笑ったときいちばん盛り上がる位置に」
などと書いてありますが、大人がそのテクニックを使うと、かなりの下ぶくれに仕上がってまいます。
なぜなら
「ほおのお肉は年齢と共に下がる」からです。
若いハリのある肌はほおの膨らみの位置も高いところにありますが、年齢とともにおそらく小鼻のあたりにだんだんと下がってくるのです。
一昔前(80年代とか?)はこめかみから斜め下に入れる、ということもいわれていましたが、そのテクニックだとほおがこけて見えたり、キツイ印象を与えてしまうこともあります。
ですので、今ドキの大人のチーク位置お顔立ちで少し異なりますが、まずは
「黒目の内側、小鼻の上側に楕円に入れる」
のが基本、と覚えておきましょう。
では実際の塗り方です。
今回は一番ポピュラーなパウダータイプのチークで説明していきます。
チークの塗り方
Step1
まずブラシを立てて、チークをとります。
そのままお肌に乗せると付きすぎたり、ムラになったりしますので、一度ケースのフタなどに毛先をトントン打ち付けてならします。
Step2
黒目の真下の正面顔から塗っていきます
黒目の下を目の下指1本くらいをあけ、毛先をたてて丸くくるくると塗ります、下は小鼻の上側まで。そしてそのままブラシを外側向かってスッと斜め上にのばします。そうすることで自然なグラデーションがつきます。
Step3
反対側も1-2をくりかえします
もう一度チークをとり、同じように余分な粉をはらって反対側にも黒目の下からくるくる、そしてそのままブラシを外側に向かってのばします。
Step4
薄い時は繰り返します
ちょっと薄いな、と感じる時はもう一度チークを付け足して繰り返します。
Step5
最後に鼻の下にも
最後にブラシにあまった粉を鼻の下にもひと刷毛塗ると、お顔に自然なメリハリが生まれます!
チークが濃くなり過ぎた時の修正法
チークが濃くなり過ぎた時は、上からティッシュをあて、上からチークブラシ、またはスポンジでトントンと軽く押さえます。
この時、ティッシュでゴシゴシなんていうことは絶対しないようにしましょう!! へんな風に広がってしまいます。
これで余分なお粉がとれるのでだいぶ落ち着くと思いますが、それでもすこし濃い、とか塗る位置が広がり過ぎた場合は、パウダーファンデーションをブラシにとり、薄めたい部分にひと刷毛しましょう。
チークをきれいに仕上げるコツ
MEMO
- 大きめのブラシを使う
- ブラシにチークをとったら、一度毛先をケースに打ち付けて余分な粉やムラをならす
- 黒目の下から初めて、外側へ一方向にぼかす(ブラシを外から内側には動かさない)
いかがでしたか? ぜひ怖がらずにチークにチャレンジしてみてくださいね!
