こんにちは、蓉子です。
やっと長ーい梅雨も終わって夏らしい天気になってきましたね。
これから夏のレジャーも楽しくなってくると思いますが、こんな時欠かせないのが「日焼け対策」ですね。
基本は帽子やサングラス、日焼け止めを適切に使って日差し「UV-B」からお肌を守るのが基本ですが、最近は「飲む日焼け止め」という商品を見かけるようになりました。
「これってどうなの?」って思われている方も多いと思います。
結論を先に言ってしまうと
「日焼け止め」効果はない。
と思っていていただいたほうが良いと思います。
色々な商品の成分を解析してみましたが、中身は「抗酸化作用のある食品(サプリメント)」です。
今、販売されている多くの「飲む日焼け止め」に含まれているのは、「フェーンブロック」と「ニュートロックスサン」という成分のどちらかが多いようです。
「フェーンブロック」は、Polypodium Leucotomosというシダ植物から抽出された成分で、成分名は、Polypodium Leucotomosの日本名がダイオウウラボシのため、「ダイオウウラボシ抽出エキス」と記載されています。
Polypodium Leucotomosから抽出したエキスなので、その頭文字を取って「PLエキス」とも呼ばれます。
「ニュートロックスサン」は、シトラスとローズマリーから抽出したエキスが成分であり、成分表記には「シトラス果汁・ローズマリー葉エキス末」と書いてあります。
ようするに、柑橘類やハーブにから抽出した植物エキスです。
このように、多くの製品に、抗酸化作用のある成分が含まれていますので、速攻性はありませんが、日焼け肌のダメージからの回復を助けてくれる役割を果たしてくれます。
ただし、日光を直接浴びておこす炎症などから、肌を保護する力はありませんので「塗る日焼け止め」の替わりにはなりません。
しっかりサンスクリーン剤を塗ったうえで、「日焼け後のケア」として飲むなら良いかもしれません。
ただし、食品によってもアレルギーを起こす人がいますので、成分などはよく確かめてから飲むようにして下さい。
念のために妊婦・授乳中の方は服用を避けるようにしてくださいね。