こんにちは、蓉子です。
たまに
「化粧品は使っても使わなくても同じだから…何もしない!」
という強者(笑)?にお会いする事があります。
要するに「お手入れが面倒」とか、「実感が感じられない」いう事だと思うのですが、確かに言われてみれば、そもそも何の為にスキンケアするの?と言われると…ちゃんと答えられない、という方も多いかと思います。
今日は専門家の立場から「スキンケアはなんの為にしているか?」
という素朴なギモンについてお答えしますね。
簡単にいうとスキンケア化粧品は「モイスチャーバランスを整える」為にあります。
皮膚にはもともと「水分・NMF(天然保湿因子)・皮脂」というお肌をまもる3つの要素があります。
若い健康な肌はこの3つのバランスが自然と保たれていて、お肌はしわやたるみなどが無い、滑らかでみずみずしい状態なのですが、残念ながら紫外線、ストレス、そして加齢などでこの3つのバランスはどんどん崩れてしまいます。
そのお肌を健やかに保つための3つの要素を人為的に補うのがスキンケア化粧品の役割ですので、
お肌に必要な3つのスキンケア要素
- 水分の代わりになる水溶性成分=ローションや美容液
- NMF(天然保湿因子)の代わりになる保湿剤=美容液やゲル、乳液
- 皮脂の代わりになる油分=オイルやクリーム
の3つの要素の化粧品を組み合わせて使う事が必要になります。
この事を知っておくと、お手入れはさっぱり化粧水だけ、とりあえず洗顔後はオイルを塗っておしまい…というケアでは不十分だったり、または油分のはいったクリームとオイルを重ねづけするケアはあまり意味がないかも?などがお解りいただけるかと思います。
今、ご自分のお使いになっているの化粧品はどんな役割をするものか、水分・保湿・油分の3つの要素をお肌に補えているか?チェックして観て下さいね。